今では広く知られているWordpress(ワードプレス)ですが、初めて耳にする人もいるかもしれません。そもそも「Wordpress(ワードプレス)って何だろう?」という疑問をお持ちの方にまずはWordpress(ワードプレス)がどういうシステムなのか、どんな特徴があるのかといった点を解説します。

WordPress(ワードプレス)とは?

WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。CMSは簡単にいうとWebサイトを構成するテキストや画像、レイアウトやデザインなどを管理できるホームページ作成ツールです。Wordpress(ワードプレス)は、ウェブサイトやブログを作成、管理、運営するためのプラットフォームとして広く使用されています。

WordPress(ワードプレス)の歴史

WordPress(ワードプレス)は、Matt Mullenweg(マット・マレンウェグ)とMike Little(マイク・リトル)によって既存のブログプラットフォーム「b2/cafelog」の後継として開発されて、2003年にWordpress(ワードプレス)の最初のバージョン(1.0)がリリースされました。 WordPress(ワードプレス)が誕生してからもう20年以上経つんですね。

その後、開発が重ねられ2010年代に入るとWordpress(ワードプレス)は急速に成長して、多くのWebサイトにこのプラットフォームが利用されるようになりました。 さまざまなプラグインやテーマが開発されて、ユーザーがWebサイトを簡単にカスタマイズできるようになりました。 私がはじめてWordpress(ワードプレス)を使いはじめたのも確か2010年あたりだったと思います。

WordPress(ワードプレス)が誕生してからもう20年以上経つんですね。 現在もWordpress(ワードプレス)はセキュリティの向上や新機能の追加、プラグインとテーマの開発が継続されてますます進化しています。今では世界のWebサイトの約40%(CMSは約60%)がWordpress(ワードプレス)でつくられているというデータもあり(2023年8月現在:引用元2023’s WordPress(ワードプレス) Market Share Report – Latest Trends + Usage Data) https://www.wpbeginner.com/beginners-guide/ultimate-list-of-Wordpress-stats-facts-and-other-research/ 個人のブログから大規模な企業ウェブサイトまで、さまざまな種類のサイトに対応しています。

WordPress(ワードプレス)でできること

WordPress(ワードプレス)は基本的にはブログを構築できるシステムですが個人のブログ運営の他、大企業のウェブサイトなどでもいろいろな種類のプロジェクトで使用されています。 デザインや機能の設定やカスタマイズが簡単にできる使いやすさと柔軟性を兼ね備えたCMSとして、広く活用されています。

WordPress(ワードプレス)の主な特徴や使い方

ウェブサイトの構築

WordPress(ワードプレス)を使用すると、ウェブサイトを作成するためにコーディングの知識がほとんど不要です。 専用のテーマを使用して、外観とレイアウトをカスタマイズできます。

ブログの構築

WordPress(ワードプレス)は元々ブログ用に開発されたため、ブログ記事の投稿、カテゴリ分け、タグ付けといった基本機能が実装されていて非常に簡単にブログサイトが構築できます。

プラグインと拡張性

WordPress(ワードプレス)はプラグインと呼ばれる拡張機能をサポートしており、ウェブサイトに機能を追加するための多くのオプションが利用できます。 例えばSEOツール、問い合わせフォーム、ギャラリー、オンラインショップのためのカート機能など、さまざまなプラグインが利用可能です。

カスタマイズ性

WordPress(ワードプレス)のテーマやカスタマイザを使用して、サイトの外観やスタイルを簡単に変更できます。HTMLやCSSの知識がなくても、外観をカスタマイズすることが可能です。

コミュニティとサポート

WordPress(ワードプレス)は世界中で非常に広く使用されていて、活発なコミュニティとサポート体制が存在します。 質問や問題に対する解決策を見つけやすいのも大きな特徴です。